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特集 外来診療における画像診断
胸・腹部以外の単純X線写真
副鼻腔炎
Chronic Sinusitis
加藤 孝邦
1
1東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科
pp.996-997
発行日 1995年11月15日
Published Date 1995/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901666
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■症例
患者:43歳,男性.
数年前より軽い鼻づまりがあったが放置していた.春先に感冒に罹患したが,感冒様症状は改善した.しかしその後も鼻漏が続いていて,最近ときどき頭が重く感じることもある.
副鼻腔は前頭洞,籠骨洞,上顎洞,蝶形骨洞と4つあり,主に上顎洞と飾骨洞の病変が多い.最近では副鼻腔の発育が良くなっていて,特に上顎洞と前頭洞が単純X線像では目立っている.
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