特集 小児の治療方針
7 呼吸器
鼻副鼻腔炎
工藤 典代
1
1恵翔会アリス耳鼻咽喉科
pp.432-434
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000272
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鼻副鼻腔炎は鼻腔へのウイルス感染が先行し,次いで細菌感染が生じて発症する.鼻処置を優先し,急性では重症度に応じ抗菌薬治療を行う.第1選択薬はアモキシシリン(AMPC)である.3か月以上鼻漏や湿性咳嗽などの呼吸器症状が持続する場合は慢性と判断する.
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