特集 公費補助制度を使いこなす!
Ⅱ.各論
微小変化型ネフローゼ症候群
白井 陽子
1
,
三浦 健一郎
1
,
服部 元史
1
1東京女子医科大学腎臓小児科
キーワード:
特発性ネフローゼ症候群
,
微小変化型ネフローゼ症候群
,
ステロイド感受性ネフローゼ症候群
,
一次性ネフローゼ症候群
Keyword:
特発性ネフローゼ症候群
,
微小変化型ネフローゼ症候群
,
ステロイド感受性ネフローゼ症候群
,
一次性ネフローゼ症候群
pp.932-935
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001120
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SUMMARY
▷微小変化型ネフローゼ症候群の30~40%が頻回再発型またはステロイド依存性ネフローゼ症候群を呈し,成人期まで持ち越すことも多い.
▷小児慢性特定疾病では,半年間で3回以上または1年間に4回以上再発した場合や免疫抑制薬または生物学的製剤を用いる場合などが医療費助成の対象となる.
▷対応する指定難病は「一次性ネフローゼ症候群」であり,一度も完全寛解に至らない場合やステロイド依存性あるいは頻回再発型を呈する場合などが重症度判定基準に該当する.
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