特集 小児の治療方針
14 精 神
強迫症
小平 かやの
1
1東京都児童相談センター
pp.838-839
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000395
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強迫症は,強迫観念と強迫行為で規定され,その中核的な病理概念は,近年,「不安」から「こだわり」「くり返し行為」に移行しつつある.おもな治療は薬物療法と認知行動療法だが,児童思春期例では,母親などへの「巻き込み型」も少なくなく,家族に対する支援も重要である.
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