特集 ホルモン療法の使い分けと使用中・使用後のあるある
Ⅰ.生殖可能年齢の病態あるある
4.月経困難症・過多月経に対するLEPもしくはDNG療法の使い分けと投与法と長期使用
江頭 活子
1
1国家公務員共済組合連合会浜の町病院
キーワード:
月経困難症
,
低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)
,
ジエノゲスト(DNG)
Keyword:
月経困難症
,
低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)
,
ジエノゲスト(DNG)
pp.989-994
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000846
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要旨
低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP),ジエノゲストは月経困難症,過多月経に有効である.子宮内膜症の症状緩和などにも有効と考えられるが議論が継続中である.骨密度への影響については結論は出ていないが,LEPの血栓リスクなどを除き,容認できない副作用はあまりないと考えられるため,症状緩和のために必要であれば長期投与も行う.
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