特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
C 周産期
3 頸管熟化
幸村 友季子
1
,
伊東 宏晃
1
1浜松医科大学医学部産婦人科
pp.294-298
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000671
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薬剤選択のポイント
特徴を理解し上記の方法を使い分ける.
吸湿性子宮頸管熟化材は,子宮口の開大が不良の場合にも使用できるが,挿入時の操作による出血や疼痛を訴える場合もある.感染のリスクも考慮する.
メトロイリンテルは注入用量やバルーンの形状などが様々である.児頭の挙上による臍帯脱出に注意が必要である
PGE2腟用剤は,薬物的な頸管熟化剤であり,頸管熟化のみならず,子宮収縮も促す作用がある.
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