特集 婦人科がん化学療法の進化―最適レジメンと管理を考える―
I.レジメン選択に関する検査
3.卵巣がんにおける相同組換え修復欠損検出検査
尾堀 佐知子
1
1北里大学病院遺伝診療部
キーワード:
相同組換え修復欠損
,
コンパニオン診断
,
PARP阻害薬
Keyword:
相同組換え修復欠損
,
コンパニオン診断
,
PARP阻害薬
pp.235-239
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000565
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要旨
進行卵巣がん治療のキープレイヤーであるPARP阻害薬のコンパニオン診断として,相同組換え修復欠損検出検査(HRD検査)が臨床でも汎用されるようになり,婦人科診療で日常的に遺伝子関連検査が行われるようになっている.HRD検査の内容や意義,限界について理解し,よりよい治療選択と適切な遺伝医療につなげることが重要である.
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