特集 小児栄養UP to DATE
III.症候・疾患と栄養 炎症性腸疾患
内田 恵一
1
,
小池 勇樹
,
松下 航平
1三重大学 大学院消化管・小児外科
キーワード:
Crohn病
,
栄養障害
,
経腸栄養
,
静脈栄養
,
食事療法
,
大腸炎-潰瘍性
,
栄養管理
Keyword:
Diet Therapy
,
Enteral Nutrition
,
Nutrition Disorders
,
Colitis, Ulcerative
,
Crohn Disease
,
Parenteral Nutrition
,
Nutrition Therapy
pp.953-957
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021246819
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●小児炎症性腸疾患の治療目標は、患児の正常な成長発育と優れた生活の質の獲得である。●小児炎症性腸疾患の治療で、栄養評価と栄養療法の位置づけは、成人に比して高い。●クローン病での栄養療法の目的は、腸管安静、栄養状態改善、病因・病変の治療、寛解維持である。●潰瘍性大腸炎では、寛解期における食事制限は基本的には不要である。●普段の食事、給食、おやつ、外食など、専門知識をもった栄養士の関与が望ましい。
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