特集 小児血液・腫瘍疾患の最前線
研究の最前線 小児がんにおける患者腫瘍組織移植モデル構築の今後の展開
加藤 格
1
1京都大学 大学院医学研究科発達小児科
キーワード:
疾患モデル(動物)
,
腫瘍移植
,
生物標本バンク
,
白血病-リンパ腫-前駆細胞リンパ芽球性
,
小児癌
Keyword:
Biological Specimen Banks
,
Disease Models, Animal
,
Neoplasm Transplantation
,
Precursor Cell Lymphoblastic Leukemia-Lymphoma
pp.537-542
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020165002
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●より高度なヒト細胞生着を求めて、様々な免疫不全マウスが開発されている。●種々の癌腫の小児がん検体を用いてPDXモデルが作成されている。●ヒト白血病PDXモデルは骨髄原発巣のみでなく髄外病変も再現する。●全世界的に基礎研究のみならず新規薬剤開発においてもPDX biobankが活用されており、わが国でも構築が試みられている。
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