原著
当院における子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)の治療効果の検討
佐藤 壮樹
1
,
田邉 康次郎
,
重田 昌吾
,
力丸 裕哉
,
新倉 仁
1国立病院機構仙台医療センター 産婦人科
キーワード:
月経過多
,
子宮筋腫
,
後向き研究
,
治療成績
,
子宮動脈塞栓術
,
腹部膨満
Keyword:
Leiomyoma
,
Menorrhagia
,
Retrospective Studies
,
Treatment Outcome
,
Uterine Artery Embolization
pp.309-315
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022135875
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術は2014年に保険適用となった新しい低侵襲治療である。当院で経験した12例に対し、過多月経・腹部膨満感の改善具合と筋腫体積の変化について後方視的に検討した。症状改善効果と筋腫体積縮小効果は高いが、頸部筋腫では乏しい可能性、また筋腫の造影効果の残存の有無が治療効果の予測指標となる可能性が示唆された。
Copyright© 2022 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.