原著
当院でのマイクロ波子宮内膜アブレーションの治療成績
氷室 裕美
1
,
渡辺 正
,
平賀 裕章
,
黒澤 大樹
,
宇賀神 智久
,
鈴木 久也
,
中西 透
,
酒井 哲治
,
渡部 洋
1仙台赤十字病院 産科・婦人科
キーワード:
月経過多
,
月経困難症
,
再発
,
子宮筋腫
,
治療成績
,
子宮内膜アブレーション
,
子宮腺筋症
,
マイクロ波凝固療法
Keyword:
Leiomyoma
,
Menorrhagia
,
Dysmenorrhea
,
Treatment Outcome
,
Recurrence
,
Adenomyosis
,
Endometrial Ablation Techniques
pp.969-974
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020332477
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当院でマイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)を施行した49例の治療成績について検討した。術後6ヵ月後で2.7%、術後1年で15.2%に過多月経の再燃を認めた。疾患別では子宮腺筋症や子宮筋腫の合併症例、年齢では44歳以下の例で過多月経の再燃頻度が高かった。MEA施行後には、過多月経が再燃する例や合併症が出現する例も存在することから、適切な症例の選択と長期的な経過観察が必要である。
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