特集 着床を考える
SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)と二段階胚移植法による着床改善
江夏 宜シェン
1
,
塩谷 雅英
1英ウィメンズクリニック
キーワード:
子宮内膜
,
着床
,
胚移植
,
治療成績
Keyword:
Treatment Outcome
,
Embryo Implantation
,
Endometrium
,
Embryo Transfer
pp.1319-1323
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021034599
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高度生殖補助医療における一連の過程において、「胚移植法」は治療の成否を左右する重要なステップといえる。この「胚移植法」においては、着床能力のある胚を、胚受容能を獲得した子宮(内膜)に、胚と子宮(内膜)を同期させて移植することが重要である。本稿では、子宮内膜の胚受容能獲得に着目し2007年に当院で開発された着床促進法であるSEET法、そして1999年に滋賀医科大学において開発された二段階胚移植法の理論と有効性について解説する。
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