今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法
同期不全の臨床
SEET法・二段階胚移植法の現状と効果
後藤 栄
1
1後藤レディースクリニック
pp.1226-1235
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210200
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●SEET法および二段階胚移植はimplantation windowを拡大し着床率を高める可能性がある.
●二段階胚移植はDBTと比較して,妊娠率を低下させることなく有意に多胎率を低下させる.
●良好胚盤胞をHRT周期で移植する場合は,SEET法を併用するほうが妊娠率が上昇する.
●5回以上の反復ET不成功例では,二段階胚移植はSEET・SBTより妊娠率は高い.
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