Special feature 診療危機に立ち向かう新型コロナ対策マネジメント
■Daily 新型コロナ対策下の日常診療マネジメント―新型コロナの影響と運営方法の実際
❷手術室
菊地 龍明
1
1横浜市立大学附属病院 医療の質・安全管理部 部長/診療教授
pp.147-154
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000230
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防対策は,標準予防策に飛沫予防策と接触予防策を併せた対策を行うことが重要である点は手術室における感染対策においても同様である。これに加えて,手術室ではエアロゾルを発生する手技(AGP:Aerosol Generating Procedures)が多く行われるため,①エアロゾルを可能な限りトラップし,バイオハザードとして処理をする。②エアロゾルをトラップしきれない場合には,空気感染予防策に準じた防御を行う。ことがポイントとなる。
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