日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
,
松本 珠実
1
,
橋本 美穂
1
1日本看護協会 常任理事
pp.12-13
発行日 2025年5月20日
Published Date 2025/5/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002066
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- 文献概要
DiNQL事業参加病院を募集 看護職の働く環境整備と看護実践の評価のために
現在、2025年度のDiNQL事業参加病院を募集しています。本事業は、看護職が健康で安心して働き続けられる環境整備と看護の質向上をめざし、看護に関するデータ収集と病院の看護職のデータマネジメントを支援する事業です。2026年度の診療報酬改定に向け、2024年度には、療養病棟入院料1を算定しているDiNQL参加病棟の皆さまにご協力いただき、「夜勤帯の看護実態調査」を実施しました。有効回答率60%と、多くの皆さまにご協力いただきありがとうございました。この調査では、病棟の看護職員配置数、特に夜勤帯の看護職員配置数、患者の状態、夜勤帯に看護職員が実施した医療ケア内容等を明らかにしました★1。蓄積されたDiNQLデータに加え、この調査結果を基に、重症度が高くなっている療養病棟の夜間の看護職員配置に関する評価要望を行う予定です。このように、DiNQLデータは、看護職の働く環境整備と看護実践の評価を得るために活用しますので、多くの病院の事業へのご参加をお待ちしています。
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