日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
,
松本 珠実
1
,
橋本 美穂
1
1日本看護協会 常任理事
pp.12-13
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001636
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- 文献概要
「かかりつけ医機能が発揮される制度」2025年4月施行に向けた議論について
医療と介護の複合ニーズを有する高齢者の増加と生産年齢人口の減少に対応するため、地域包括ケアシステムや地域医療構想の取り組みが推進されてきました。24時間、地域の人々を支えていくためには、地域を面として捉え、「かかりつけ医機能」が発揮される制度整備が必要であるため、「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」では、「医療機能情報提供制度の刷新」「かかりつけ医機能報告の創設」「患者に対する説明」について議論してきました。本会は、在宅医療における24時間対応体制を確保するために、訪問看護との連携体制の構築の必要性や、患者が医療機関を選択するためには、受けることができるケア内容の情報提供の必要性などについて意見してきました。「かかりつけ医機能」は「医療機関の機能」です。2025年4月の「かかりつけ医機能が発揮される制度」施行に向けた議論の内容について、看護職の皆さまに分科会の報告書をご覧いただければと思います。
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