日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
,
橋本 美穂
1
,
松本 珠実
1
1日本看護協会 常任理事
pp.12-13
発行日 2024年12月20日
Published Date 2024/12/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001826
- 販売していません
- 文献概要
高齢化社会の理想的な医療提供をめぐるシンポジウム
秋が短く、表参道の欅の木の葉は、紅葉後あっという間に落ち葉となってしまいました。11月2日に、秋田大学主催の「第1回デジタル医学・医療教育ネットワーク推進 全国シンポジウム」に参加しました。高齢化が進む中、医療の高度化・多様化に対応すべく、理想の医療提供のために、卒前・卒後そして生涯教育のあり方、医療チームや組織づくりについて、さまざまな角度からプログラムされたシンポジウムでした。私は、「2040年の社会に向けた医療圏全体で取り組む看護職の育成・確保・共有のためのネットワークづくり」をテーマに登壇しました。2040年に向け、看護職の活動が在宅へ広がり、外来や訪問看護などの看護機能の強化の必要性と人的資源の制約が生じる中での、地域全体における看護職の育成・確保・共有についてお話ししました。現在、2040年に向けた看護提供体制の検討を進めていますが、超高齢化と過疎化が進む秋田県の取り組みを知ることができ、とても刺激になった1日でした。
© Japanese Nursing Association Publishing Company ALL right reserved.