日本看護協会
副会長活動ダイジェスト
井伊 久美子
1
,
任 和子
1
,
山本 則子
1
1日本看護協会 副会長
pp.10-10
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001384
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- 文献概要
日本看護サミットについて
日本看護サミットは、主に管理的立場の看護職が集い、看護の役割機能を公的に宣言することを目的として1996年に開始され、2013年の第18回をもっていったん幕を閉じました。しかし、看護のリーダーが顔を合わせ、看護政策に焦点を当てた議論を交わすことの重要性の認識により、厚生労働省から本会へ主体を移し、2015年に新たに再スタート。今年2月開催の「日本看護サミット 2023」で5回目を迎えました。サミットの開催形態は、政策実現へ向けた行動につなげ、成果を検証する継続性のある活動とするため、1日開催の集中した時間設定で、当面2年ごとに関東近郊で行うこととしています。今年、実感したことは「議論の時間が少ない」「素晴らしい実践の報告があっても共有に至らない」などの詰め込み感です。また、収容人数2000人以上の1つの大会場で行うので、参加者はどうしても受け身にならざるを得ません。そして、関東近郊に偏っています。このあり方を見直すときだと思います。
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