リハビリテーション科医師に必要な診察,評価手技
14.小児疾患の評価法
芳賀 信彦
1
1国立障害者リハビリテーションセンター
キーワード:
新生児
,
発達
,
知能
,
脳性麻痺
Keyword:
新生児
,
発達
,
知能
,
脳性麻痺
pp.391-394
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034040391
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小児疾患の診療において成長や発達の評価は必須である.特にリハビリテーション診療では,発達が正常範囲内にあるか,ないのであればどの程度外れているのかを評価することにより,リハビリテーション処方の検討や治療効果の判定を行う.特に運動発達の遅れを示す乳幼児では,発達の評価に加えて原始反射や姿勢反射を診ることで,中枢神経系の成熟の状態を評価することができる.
ここでは,小児のリハビリテーション診療で使われることの多い評価法について概説する.なお,個々の評価票はスペースの関係で掲載できないので,成書やウェブサイトを確認していただきたい.

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