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特集 がん学際領域とリハビリテーション医学・医療─多学際領域との協働で奏でる臨床腫瘍学の未来
がん学際領域とは?リハビリテーションに期待すること
What is Multidisciplinary Oncology? Expectations for Rehabilitation in the Interdisciplinary Field of Oncology
高野 利実
1
Toshimi Takano
1
1がん研有明病院 院長補佐・乳腺内科部長
キーワード:
精神腫瘍学
,
腫瘍循環器学
,
腫瘍脳卒中学
,
老年腫瘍学
,
運動腫瘍学
Keyword:
精神腫瘍学
,
腫瘍循環器学
,
腫瘍脳卒中学
,
老年腫瘍学
,
運動腫瘍学
pp.122-126
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034020122
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内容のポイント Q&A
Q1 がん学際領域とは?
がんと別の疾患を合併する患者に対する最適な医療を検討する等,「腫瘍学(オンコロジー)」が,他の領域と手を組む機会が増え,「○○腫瘍学」「腫瘍○○学」といった学問分野が次々と生まれている.これらの「がん学際領域」では,異なる価値観のせめぎあいの中,化学反応が起き,新たな展開が生じている.
Q2 がん学際領域とリハビリテーション医学との関係は?
がん学際領域にはさまざまな領域の多職種がかかわっているが,リハビリテーション医学は多くの領域で中心的役割を担っている.リハビリテーション医学がもともと学際的な性質を備えていることを反映しているのだろう.本特集では,運動腫瘍学,老年腫瘍学,腫瘍循環器学,腫瘍脳卒中学,精神腫瘍学におけるリハビリテーション医学のかかわりが紹介されている.
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