スポット
当院でのニュークックチル導入の現状
座光寺 知恵子
1
,
髙岡 友哉
1
Chieko Zakouji
1
,
Tomoya Takaoka
1
1信州大学医学部附属病院 臨床栄養部
pp.253-256
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn145030253
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はじめに
ニュークックチルシステムは食品の加熱調理後,迅速に冷却し,チルド状態で保存した後,提供直前に再加熱する調理方式である.従来のクックチル方式とは異なり,食器に盛り付けた状態でチルド保存,再加熱を行うため,調理後2時間以内で安全で温かい食事を提供することが可能となる.当院では厨房の改修を契機にニュークックチルシステムの導入を行い,1年が経過した.導入の経緯,導入のメリット・デメリット,患者満足度調査結果などから,今後導入を考えている施設に留意点などを述べたい.
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