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第5土曜特集 革新する腎臓病学――臨床と研究の最前線
進化する治療と技術革新
人工腎臓の展望
-――現行治療と携帯型・装着型人工腎臓・バイオ人工腎臓システム
Future prospects of artificial kidneys
――Current treatments and portable/wearable artificial kidneys and bioartificial kidney systems
友 雅司
1
Tadashi TOMO
1
1大分大学医学部附属臨床医工学センター
キーワード:
血液透析(HD)
,
HDx(expanded HD)
,
携帯型人工腎臓
,
装着型人工腎臓
,
バイオ人工腎臓システム(BAK)
Keyword:
血液透析(HD)
,
HDx(expanded HD)
,
携帯型人工腎臓
,
装着型人工腎臓
,
バイオ人工腎臓システム(BAK)
pp.528-532
発行日 2026年1月31日
Published Date 2026/1/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296050528
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現状施行されている人工腎臓治療では,2021年の尿毒素の定義のアップデートとともに,分子量0.5~58kDaの溶質の除去も議論されるようになり,オンライン血液透析濾過(HDF)のみならず,アルブミンなどの透過性が比較的高いダイアライザを用いたHDx(expanded HD)の治療モダリティも論じられるようになってきている.一方,人工腎臓の小型化,携帯型人工腎臓の研究や,尿細管細胞を付加したリアクターを用いたバイオ人工腎臓システム(BAK)も研究されているが,また実用化には至っていない.しかし,その構成要素となる装置においては,吸着素材の改良,付加する培養細胞の改良などがなされてきており,進歩は着実なものとなっていると考えられる.

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