今月の主題 人工臓器とモニター検査
各論
人工腎臓
仲里 聰
1
,
久保 和雄
1
,
杉野 信博
1
Satoshi NAKASATO
1
,
Kazuo KUBO
1
,
Nobuhiro SUGINO
1
1東京女子医科大学第四内科
キーワード:
血液透析
,
安全監視装置
,
バイタルサイン
,
適正透析
,
透析合併症
Keyword:
血液透析
,
安全監視装置
,
バイタルサイン
,
適正透析
,
透析合併症
pp.927-933
発行日 1991年9月15日
Published Date 1991/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900700
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血液透析(人工腎臓)を施行している患者は年々増加しているが,糖尿病性腎症患者や高齢者の導入増加および長期透析患者の増加により,病態の複雑化,合併症の多様化を呈してきている.維持透析では検査成績によるモニタリングが主となり,血液透析施行中は安全監視装置とバイタルサインによるモニタリングが主となる.前者における検査では適正透析,栄養状態,合併症の有無とその程度,原疾患,および治療効果などに対する評価など多岐にわたる.したがって,その意義や目的を把握したうえで検査を進め,評価する必要がある.
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