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第5土曜特集 革新する腎臓病学――臨床と研究の最前線
主な疾患と治療
慢性腎臓病(CKD)の重症度分類に応じた治療戦略
Therapeutic strategies for each CKD prognostic category by GFR and proteinuria
岡田 浩一
1
Hirokazu OKADA
1
1埼玉医科大学腎臓内科
キーワード:
慢性腎臓病(CKD)
,
蛋白尿
,
推定糸球体濾過量(eGFR)
,
生活指導
,
抗CKD薬
Keyword:
慢性腎臓病(CKD)
,
蛋白尿
,
推定糸球体濾過量(eGFR)
,
生活指導
,
抗CKD薬
pp.447-452
発行日 2026年1月31日
Published Date 2026/1/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296050447
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慢性腎臓病(CKD)の治療は,原疾患に対する特異的治療とCKD全般に適応される一般的治療から構成される.後者は重症度に応じて集約的に実施され,近年では多職種チームによる生活指導や食事療法の重要性が再認識されている.さらに,蛋白尿を伴う高リスク患者に対しては,抗CKD薬の早期導入が推奨されている.CKD合併症の治療や腎代替療法選択における共同意思決定(SDM)には腎臓専門医の関与が不可欠であり,かかりつけ医による適切なタイミングでの紹介も重要である.今後は重症度分類に基づく戦略的治療により,限られた医療資源を有効に活用し,CKD進展抑制の最大化を目指す必要がある.

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