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第5土曜特集 革新する腎臓病学――臨床と研究の最前線
病因と病態解明の最前線
薬剤やサプリメントによる腎障害
Drug- or supplement-induced kidney injury
猪阪 善隆
1
Yoshitaka ISAKA
1
1大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学
キーワード:
アリストロキア酸
,
プベルル酸
,
レニン-アンジオテンシン系(RAS)阻害薬
,
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
KDIGO
Keyword:
アリストロキア酸
,
プベルル酸
,
レニン-アンジオテンシン系(RAS)阻害薬
,
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
KDIGO
pp.399-402
発行日 2026年1月31日
Published Date 2026/1/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296050399
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いくつかの薬剤は全身性または腎・糸球体の血行動態の変化あるいは尿細管,間質,糸球体などへの直接的な細胞障害をきたす.病理的な変化を伴わない機能的な変化であっても,虚血などにより病理的な変化を呈することがあり,注意を要する.KDIGOは薬物による急性腎障害(AKI)のメカニズムを分類する有用な枠組みとして,機能的,病理的,および機能的/病理的障害の複合型としてAKIを分類する2×2表を示している.本稿では,腎障害をきたす薬剤,サプリメントを紹介することはできないが,尿細管障害をきたすアリストロキア酸,プベルル酸を含んだサプリメントによる腎障害,機能的障害から病理的な変化を伴う可能性のある薬剤として,レニン-アンジオテンシン系(RAS)阻害薬と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を紹介する.

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