Japanese
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第1土曜特集 痛み――慢性痛研究の最近の話題と将来展望
診断と評価
関節リウマチの診断と痛みの現状と展望
Diagnosis and pain of rheumatoid arthritis
――Current and prospect assessment
望月 猛
1
Takeshi MOCHIZUKI
1
1鎌ケ谷総合病院整形外科・リウマチ科
キーワード:
関節リウマチ(RA)
,
感受性
,
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
炎症性疼痛
,
非炎症性疼痛
Keyword:
関節リウマチ(RA)
,
感受性
,
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
炎症性疼痛
,
非炎症性疼痛
pp.74-78
発行日 2021年7月3日
Published Date 2021/7/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu2780174
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関節リウマチ(RA)の診断と治療は飛躍的に進歩し,とくに新規作用機序を有する抗リウマチ薬が登場している.近年,患者主観評価に注目が集まり,痛みは注目すべき要素となっている.早期診断は疾患自体の成績に影響するだけでなく,痛みの管理にも影響をすると考えられる.それはRA患者の痛みの感受性の視点からも注目されている.鎮痛薬として従来から使用されている非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用だけでなく,新規作用機序を持つ抗リウマチ薬であるJAK阻害薬による患者主観評価の改善が期待されている.
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