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第5土曜特集 革新する腎臓病学――臨床と研究の最前線
はじめに
Introduction
南学 正臣
1
,
稲城 玲子
2
Masaomi NANGAKU
1
,
Reiko INAGI
2
1東京大学大学院医学系研究科腎臓内科学
2同慢性腎臓病(CKD)病態生理学
pp.329-329
発行日 2026年1月31日
Published Date 2026/1/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296050329
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- Abstract 文献概要
「革新する腎臓病学――臨床と研究の最前線」は,腎臓病の診断・治療から最先端の研究動向までを見渡し,急速に変貌しつつある腎臓病学の現在地と行方を示すことを目指した一冊です.高齢化の進行,生活習慣の多様化,さらには気候変動や環境汚染といった要因により,腎臓病は世界規模で増加し,その克服は国際的な課題となっています.他方で,新規腎保護薬の登場や病態解明の飛躍的進歩により,腎臓病診療は従来の延長線上を超えて,新たな段階へと踏み出しつつあります.長らく血圧や血糖,蛋白尿の管理を中心としてきた治療体系に,病態に基づいた分子標的薬や先端技術が次々と加わり,基礎研究と臨床,さらに社会的背景までも視野に入れた根本的な変革が進行しつつある現在は,まさに “腎臓病学のルネサンス” とよびうる変革期にあるといえるでしょう.
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