Japanese
English
特集 過労死等研究の現在地――10年間の成果と今後の方向性
はじめに
Prologue for the present status and future perspectives of overwork-related disorders
高橋 正也
1
Masaya TAKAHASHI
1
1労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター
pp.537-537
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu292070537
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- Abstract 文献概要
働くことは,労働者本人,家族,地域,そして国全体が豊かになり,成長するための重要な活動である.その過程が思ったとおりに展開するのはあいにく少ない.事業場の中には上下関係があり,異質な人間が多数働いている.事業場の外には顧客などがいて,上手な連携が求められる.場合によっては,海外の競争相手と戦わなければならないこともある.1945年を起点にすると,この80年間にわれわれの働き方,暮らし方,考え方は大きく変貌した.そればかりではなく,これからの将来をどう見据える(見据えられる)かも難しい課題になっている.
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