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                                特集 麻酔科学の進歩――より効果的で安全な全身管理のために
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    自動麻酔
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Robotic anesthesia
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                重見 研司
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                松木 悠佳
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Kenji SHIGEMI
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Yuka MATSUKI
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1市立舞鶴市民病院
                
                
                  2福井大学学術研究院医学系部門医学領域器官制御医学講座麻酔・蘇生学分野
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            キーワード: 
                            
                                
                                    ロボット麻酔システム
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    自動制御
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    自動麻酔記録器
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    リテラシー
                                
                                
                            
                        
                
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                                    自動麻酔記録器
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    リテラシー
                                
                                
                            
                        
                
                pp.239-243
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2025年7月19日
                  Published Date 2025/7/19
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.32118/ayu294030239
                
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麻酔は徒手五感で実施する時代から,心電計や自動血圧計,呼吸器,精密なシリンジポンプ,自動麻酔記録器などが開発され,モニタや器械を有効に活用する時代になった.このたび,収集した情報を処理して,目的とする “値” を算定し,いつでも,間違いなく,長時間,間断なく,同じ動作を反復できる器械の特性をいかして,医行為である麻酔関連薬剤自動投与を代行する医療機器を開発した.これにより,試行錯誤やヒューマンエラーが削減され,より効果的な麻酔をより安全に,これまで麻酔の恩恵を受けることができなかった人たちにも届けることができるようになった.これを契機に,さらに麻酔の自動化を進めるべきと考えるが,器械が故障した場合や,停電した場合,配線が途切れた場合,今後の麻酔科医の教育・指導などの検討が必要である.また,余裕ができた人力は,本来ヒトでなくてはできない業務に充て,ヒトの未来を明るく照らすべきである.

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