FORUM 死を看取る――死因究明の場にて・Vol.1
生と死の境界線①
大澤 資樹
1
Motoki OSAWA
1
1東海大学医学部基盤診療学系法医学領域
pp.255-257
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28803255
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はじめに
生と死には境界がある.そこにはかならずしも複雑ではないが,単純でもないさまざまな身体上の変化を伴う.人にとって死は生命の終焉であり,避けられるならば避けたい忌み嫌われる事象である.しかし,誰もが最後にはかならず経験するものである.この課題に対しては,宗教であったり,哲学であったり,さまざまな観点から語られる.
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