連載 心臓の解剖【知っておきたい知識 -疾患の病態生理から治療へつなげる解剖学-】
第1回
右房①(基本構造と右房内構造境界線)
井川 修
1
1日本医科大学付属病院/セントマーガレット病院 循環器内科
pp.378-384
発行日 2021年4月9日
Published Date 2021/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000532
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●右房構造は,理論的に発生を考慮しながら押さえると理解が深まる。
●右房は3つの構造物(右心耳,心房中隔,大静脈洞)より構成される。
●3つの構造物間には理論的に3つの境界が存在し,実際にそれらを明瞭に認識することが可能である。
●構造間の境界線形状は,2つがC型,1つがI型(“2C+I”境界線構造)を呈している。
Copyright © 2021, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.