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第5土曜特集 アルツハイマー病――研究と治療の最前線
社会医学・政策
アルツハイマー病からみた認知症診断・治療ガイドラインの将来像
The future outlook of diagnosis and treatment guidelines for dementia from the perspective of Alzheimer’s disease
和田 健二
1
Kenji WADA
1
1川崎医科大学認知症学教室
キーワード:
アルツハイマー病(AD)
,
診断
,
治療
,
疾患修飾薬
,
ガイドライン
Keyword:
アルツハイマー病(AD)
,
診断
,
治療
,
疾患修飾薬
,
ガイドライン
pp.1129-1132
発行日 2023年12月30日
Published Date 2023/12/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu287131129
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アルツハイマー病(AD)を含めた認知症疾患の診断技術や治療法は,この四半世紀の間に発展してきた.症状改善薬の登場,画像やバイオマーカーによる診断技術の進歩に伴い診断基準は変化し,これらの変化に追従しながら,認知症診療ガイドラインも作成・改訂を繰り返してきた.さらに,ADにおいては疾患修飾薬による治療が現実味をおびてきているなか,診断や治療についてより深い理解が必要となった.それに向けて,関連6学会の合同作業により認知症疾患診療ガイドラインの改訂が進んでいる.
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