Japanese
English
第5土曜特集 アルツハイマー病――研究と治療の最前線
臨床・治療薬
アルツハイマー病の鑑別診断
-――AGD, LATE, FTD, FTLD
Differential diagnosis of Alzheimer’s disease
――AGD, LATE, FTD, FTLD
東 晋二
1
,
新井 哲明
2
Shinji HIGASHI
1
,
Tetsuaki ARAI
2
1東京医科大学茨城医療センターメンタルヘルス科
2筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学
キーワード:
アルツハイマー病(AD)
,
嗜銀顆粒病(AGD)
,
辺縁系優位型加齢性TDP-43脳症(LATE)
,
前頭側頭型認知症(FTD)
,
前頭側頭葉変性症(FTLD)
,
進行性失語症
Keyword:
アルツハイマー病(AD)
,
嗜銀顆粒病(AGD)
,
辺縁系優位型加齢性TDP-43脳症(LATE)
,
前頭側頭型認知症(FTD)
,
前頭側頭葉変性症(FTLD)
,
進行性失語症
pp.1027-1030
発行日 2023年12月30日
Published Date 2023/12/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu287131027
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
本稿では,アルツハイマー病(AD)との臨床的鑑別を要する疾患のなかで頻度の高い嗜銀顆粒病(AGD),辺縁系優位型加齢性TDP-43脳症(LATE),前頭側頭型認知症(FTD)〔あるいは前頭側頭葉変性症(FTLD)〕について,その臨床病理学的特徴と鑑別点を中心に解説する.ADの症候の多様性は,病理構造物の病変分布および合併病理の多様性に基づいており,常にこれらを念頭に置いて鑑別診断を行う必要がある.
Copyright © 2023 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.