連載 人工臓器の最前線
はじめに
松宮 護郎
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null Introduction
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1千葉大学大学院医学研究院心臓血管外科学
pp.169-169
発行日 2022年7月9日
Published Date 2022/7/9
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28202169
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- 文献概要
人工心臓,人工肺,人工肝臓,人工腎臓,人工膵臓,人工関節,人工視覚,人工聴覚など,さまざまな臓器機能を代行する人工臓器を医療に応用したいという願望は,古くから世界の医学者,工学者の夢であった.これらの臓器の機能を失うことはすなわち生命を失うことやQOLを大きく損なうことと同義であった.1950年代より,さまざまな人工臓器の開発が始まり,その後徐々に実際に臨床現場で使用されるようになり救命に役立ってきた.
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