Japanese
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連載 人工臓器の最前線・vol.1
植込型補助人工心臓
-――重症心不全治療における役割
Implantable ventricular assist device:Role in the treatment of severe heart failure
絹川 弘一郎
1
Koichirou KINUGAWA
1
1富山大学第二内科
キーワード:
重症心不全
,
植込型左室補助人工心臓(LVAD)
,
実施基準
,
destination therapy
Keyword:
重症心不全
,
植込型左室補助人工心臓(LVAD)
,
実施基準
,
destination therapy
pp.170-177
発行日 2022年7月9日
Published Date 2022/7/9
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28202170
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□重症心不全に対する補助循環には短期的補助デバイスと長期的補助デバイスがあるが,植込型左室補助人工心臓(LVAD)は数カ月~数年にわたる長期の補助を可能とする唯一のデバイスである.
□その使用にあたっては,わが国において心臓移植までのブリッジ使用とされてきたが,近年移植適応外の患者に対する植込型LVAD治療も保険償還され,徐々にその適応範囲が拡大してきている.本稿では植込型LVADの適応について述べる.
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