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第1土曜特集 痛み――慢性痛研究の最近の話題と将来展望
治療
運動器障害・疼痛に対するロボットリハビリテーション
-――Hybrid Assistive Limb(HAL®)を中心に
Robot rehabilitation for musculoskeletal disorders and pain using hybrid assistive limb(HAL®)
高橋 宏
1
,
國府田 正雄
1
,
山崎 正志
1
Hiroshi TAKAHASHI
1
,
Masao KODA
1
,
Masashi YAMAZAKI
1
1筑波大学医学医療系整形外科
キーワード:
運動器障害
,
運動器疼痛
,
腰痛
,
ロボットリハビリテーション
,
Hybrid Assistive Limb(HAL®)
Keyword:
運動器障害
,
運動器疼痛
,
腰痛
,
ロボットリハビリテーション
,
Hybrid Assistive Limb(HAL®)
pp.102-105
発行日 2021年7月3日
Published Date 2021/7/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27801102
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近年の高齢化社会の進行に伴い,運動器障害による移動機能の低下した状態を表す運動器不安定症,さらにそれに伴い運動器疼痛を呈する患者が増加の一途をたどっている.この運動器障害に対する治療のひとつとして運動療法があげられるが,その手法にはさまざまなものがある.近年の医工学の進歩に伴い,ロボットリハビリテーションが種々の運動器疾患に応用されるようになってきた.本稿では,筑波大学で開発されたロボットスーツHybrid Assistive Limb(HAL®)の各種運動器障害(疾患),運動器疼痛への応用について解説する.
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