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特集 特定行為看護師,医師事務作業補助者の現状――養成と配置
医師事務作業補助者の配置と実際
Placement and practice of doctor office work assistants
須貝 和則
1
Kazunori SUGAI
1
1国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院医事管理課
キーワード:
医師事務作業補助者
,
医師事務作業補助体制加算
,
医療クラーク
,
タスクシフト
Keyword:
医師事務作業補助者
,
医師事務作業補助体制加算
,
医療クラーク
,
タスクシフト
pp.1183-1187
発行日 2021年3月27日
Published Date 2021/3/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu276131183
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医師事務作業補助者は医師の事務作業の負担軽減を目的に導入され,診療報酬の評価として医師事務作業補助体制加算が設定された.この加算は,医師の事務代行を行う専従者を配置し,指定研修を行ったうえで診療に伴う事務作業のタスクシフトを図り,効果的に活用することが求められる.医師事務作業補助者を新たに採用し,配置場所を選択する際は,診療科の特性に配慮し,個人が持つ医学知識や医療の経験などを考慮する必要がある.外来診療業務では看護業務との移譲に注意しながらタスクシフトを図り,各種検査オーダといった電子カルテの代行入力まで展開することも可能である.
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