特集 医師の働き方改革—システムとマインドセットを変えよう!
【360度 働き方改革】緊急に取り組むべき項目—どう対応する?
❻タスクシェア・タスクシフトは実際にどこまでできる?
江原 淳
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科
キーワード:
タスクシェア
,
タスクシフト
,
診療看護師
,
NP
,
働き方改革
Keyword:
タスクシェア
,
タスクシフト
,
診療看護師
,
NP
,
働き方改革
pp.1245-1248
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203409
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医師の「働き方改革」において、タスクシェア・タスクシフトの推進はきわめて重要である。患者ケアにまつわる実務はそう簡単には減らせないので、そのなかで他の職種に移行できるものを他職種に移行する、もしくは他職種が共同で実施することで質を落とさず医師の労働を削減する、という狙いである1)。
本稿では、当院でのタスクシェア・タスクシフトの実例を挙げ、実施するための要点について解説する。前半は診療看護師(NP)について、後半はそれ以外の例について紹介する。
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