Japanese
English
TOPICS 神経精神医学
ヒューマノイドロボットを用いた自閉スペクトラム症治療の可能性
Potentiality of intervention for individuals with autism spectrum disorders using humanoid robot
熊﨑 博一
1
Hirokazu KUMAZAKI
1
1国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・予防精神医学研究部 児童・青年期精神保健研究室
pp.230-231
発行日 2021年1月16日
Published Date 2021/1/16
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27603230
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自閉スペクトラム症の現状
自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)は社会性,コミュニケーションの困難さ,限定的な興味・関心などの症状を有する発達障害である.米国の自閉症・発達障害モニタリング(ADDM)ネットワークによる調査では,54人に1人の子どもがASDを患っていると推定されており1),一人当たりの社会的コストは約2.6億円との報告もあり2),世界的な社会問題となっている.
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