Japanese
English
特集 選択肢の増えたAD治療薬
臨床例
デュピルマブ関連顔面紅斑の3例
Dupilumab-associated facial redness : series of 3 cases
石川 優人
1
,
畑 明人
1
,
橋爪 秀夫
2
Yuto Ishikawa
1
,
Akihito Hata
1
,
Hideo Hashizume
2
1磐田市立総合病院皮膚科
2静岡社会健康医学大学院大学社会健康医学研究科ウエルネスみらい講座(タイカ)
1Division of Dermatology, Iwata City Hospital
2Department of Future Wellness, Shizuoka Graduate University of Public Health
キーワード:
デュピルマブ関連顔面紅斑
,
アトピー性皮膚炎
,
デュピルマブ
,
酒皶
,
メトロニダゾール
Keyword:
デュピルマブ関連顔面紅斑
,
アトピー性皮膚炎
,
デュピルマブ
,
酒皶
,
メトロニダゾール
pp.1106-1110
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003987
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- 参考文献 Reference
・デュピルマブ治療中のアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)患者の中に,他部位では良好な反応を示すのに対し,顔面のみに紅斑が出現・悪化する例が存在し,デュピルマブ関連顔面紅斑(dupilumab associated facial redness:DFR)と称されている.
・私たちの経験したDFRは頰,鼻,額に拡がる淡い紅斑と毛細血管拡張を特徴とし,酒皶に類似していた.
・自験例の多くは,12週間のメトロニダゾールゲル外用で皮疹が改善した.
(「症例のポイント」より)
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