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特集 アトピー性皮膚炎の最新情報と新治療
臨床例
デュピルマブを2年間投与して寛解に至り,中止後1年間寛解維持したアトピー性皮膚炎の2例
Two cases of atopic dermatitis that achieved remission after 2 years of treatment with dupilumab and remained in remission for 1 year after discontinuation of dupilumab
原田 侑弥
1
,
向井 秀樹
1
,
福田 英嗣
1
Yuya Harada
1
,
Hideki Mukai
1
,
Hidetsugu Fukuda
1
1東邦大学医療センター大橋病院皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Toho University Ohashi Medical Center
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
デュピルマブ
,
ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体
,
寛解導入
,
寛解維持
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
デュピルマブ
,
ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体
,
寛解導入
,
寛解維持
pp.725-728
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002997
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・デュピルマブはアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)に対する新規薬剤で,ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体である.
・デュピルマブを2年間投与して終了し,1年間寛解維持したAD患者2例について報告した.
・デュピルマブを投与して1年以上寛解維持できた場合,デュピルマブを中止しても外用療法を継続することで寛解維持できる可能性がある.
(「症例のポイント」より)
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