Japanese
English
特集 ウイルス性皮膚疾患アップデート
臨床例
腹筋麻痺を合併した帯状疱疹
A case of herpes zoster associated with abdominal muscle paralysis
服部 祥子
1
,
新熊 悟
1
,
西村 友紀
1
,
小川 浩平
1
,
宮川 史
1
,
浅田 秀夫
1
Shoko Hattori
1
,
Satoru Shinkuma
1
,
Yuki Nishimura
1
,
Kohei Ogawa
1
,
Fumi Miyagawa
1
,
Hideo Asada
1
1奈良県立医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Nara Medical University
キーワード:
帯状疱疹
,
腹筋麻痺
,
腹部膨隆
Keyword:
帯状疱疹
,
腹筋麻痺
,
腹部膨隆
pp.310-313
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002885
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・帯状疱疹では主に脊髄後根にある知覚神経が障害されるが,炎症が高度である場合は脊髄前角の運動神経の障害が出現し,腹部では腹筋麻痺を生じる.
・腹筋麻痺は時間経過で自然治癒することが多いが,中には難治な例もあり,まれではあるが注意すべき合併症の1つである.
(「症例のポイント」より)
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