Japanese
English
特集 冬の皮膚病
臨床例
両下腿潰瘍を呈したクリオグロブリン血症
A case of cryoglobulinemia presented with leg ulcers
渡邉 裕介
1
,
管 析
1
,
中村 秀平
1
,
仙田 尚之
1
,
三浦 俊介
1
,
佐藤 伸一
1
Yusuke Watanabe
1
,
Hiraku Suga
1
,
Shuhei Nakamura
1
,
Naoyuki Senda
1
,
Shunsuke Miura
1
,
Shinichi Sato
1
1東京大学医学部附属病院皮膚科
1Department of Dermatology, The University of Tokyo Hospital
キーワード:
クリオグロブリン血症
,
血管炎
,
混合型
Keyword:
クリオグロブリン血症
,
血管炎
,
混合型
pp.1082-1085
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002218
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・頻繁な長時間の寒冷曝露により,両下腿の潰瘍が増悪した.
・病理組織学的に白血球破砕性血管炎の像を呈していた.
・血清中のクリオグロブリンが陽性であった.
・明らかな基礎疾患は指摘できず,本態性クリオグロブリン血症(III型)と診断した.
(「症例のポイント」より)
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