特集 外陰部・肛囲の皮膚病(女性)
臨床例
Mohsペースト処置により縮小と止血が得られた腟悪性黒色腫
牛尾 由希子
1
,
齋藤 怜
1
,
平川 佳葉子
1
,
河合 幹雄
1
,
秀 道広
1
1広島大学医学部皮膚科学教室
キーワード:
腟悪性黒色腫
,
Mohsペースト処置
Keyword:
腟悪性黒色腫
,
Mohsペースト処置
pp.933-936
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000205
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症例のポイント・ 腟悪性黒色腫に対してMohsペースト処置を施行し,腫瘍の縮小と止血が得られた1例を報告する.・ 自験例では腟から腫瘍が逸脱していたため,外用方法を工夫し,皮膚への刺激症状の多いMohsペーストの外陰部への接触を避けることができた.・ Mohsペースト処置は腟粘膜腫瘍でも施行可能な場合があると考える.
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