特集 薬疹症例集
総説
薬疹の検査法
福田 英嗣
1
1東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科
キーワード:
パッチテスト
,
皮内テスト
,
薬疹
,
内服誘発試験
,
薬剤リンパ球刺激試験
Keyword:
Drug Eruptions
,
Intradermal Tests
,
Patch Tests
pp.16-22
発行日 2016年12月12日
Published Date 2016/12/12
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017114084
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薬疹には様々な病型があり、病型によってはウイルス感染症や食物アレルギーなどとの鑑別が困難な場合がある。また、薬疹は発症機序が病型により様々で、発症機序により原因薬剤特定検査が異なるため、これらの理解が必要である。薬疹の発症機序と病型、薬疹の病型分類別頻度について述べ、リンパ球刺激試験、パッチテスト、プリック(スクラッチ)テスト、皮内テスト、内服誘発テスト・内服照射テストについて概説した。
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