特集 陥凹する皮膚疾患
臨床例
進行性顔面片側萎縮症
堀口 葉子
1
,
三宅 真実
,
棟田 加奈子
,
高野 裕子
,
春山 興右
,
沢田 泰之
1東京都立墨東病院 皮膚科
キーワード:
強皮症-限局性
,
MRI
,
鑑別診断
,
超音波診断
,
生検
,
X線CT
,
顔面半側萎縮症
,
皮膚疾患-顔面
,
三次元イメージング
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Facial Dermatoses
,
Facial Hemiatrophy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Scleroderma, Localized
,
Ultrasonography
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.605-608
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014295754
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<症例のポイント>進行性顔面片側萎縮症は緩徐に進行する顔面片側の皮膚、皮下組織が萎縮する後天性疾患である。成人発症の典型的な臨床像をきたした1例を経験した。病理組織学的には、皮膚・脂肪織の萎縮、神経線維の炎症細胞浸潤を認めた。進行性顔面片側萎縮症の脂肪萎縮、骨萎縮などの有無を確認する場合、超音波、MRI、CTなどが有用であった。
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