特集 皮膚真菌症(7)
臨床例
スリランカ人小児に生じたMicrosporum gypseumによるケルスス禿瘡
秋田 文
1
,
岩澤 真理
,
外川 八英
,
神戸 直智
,
西村 和子
,
松江 弘之
1千葉大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
真菌RNA
,
経口投与
,
禿瘡
,
Itraconazole
,
スリランカ
,
Microsporum gypseum
Keyword:
Administration, Oral
,
Sri Lanka
,
RNA, Fungal
,
Itraconazole
pp.1045-1048
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014102882
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<症例のポイント>スリランカ人小児のMicrosporum gypseumによるケルスス禿瘡を経験した。リボソームRNA遺伝子のITS1(internal transcribed spacer 1)領域を解析した結果、有性型はArthroderma incurvatumであった。イトラコナゾール5mg/kg/day内服治療を6週間施行し、治癒した。
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