特集 アミロイドーシス(2)
臨床例
無疹部の皮膚生検で診断しえた全身性アミロイドーシス
岩崎 剛志
1
,
高橋 一朗
,
山本 明美
,
飯塚 一
1北見赤十字病院 皮膚科
キーワード:
骨髄腫-多発性
,
心不全
,
生検
,
アミロイドーシス
,
致死的転帰
Keyword:
Amyloidosis
,
Biopsy
,
Heart Failure
,
Multiple Myeloma
,
Fatal Outcome
pp.407-408
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2013220925
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- 文献概要
<症例のポイント>皮疹は認めなかったが、無疹部の皮膚生検で皮下にアミロイドの沈着を認め、全身性アミロイドーシスの確定診断に至った。皮膚生検は他臓器の生検と比較し、安全で容易であることから、アミロイドーシスの診断に積極的に取り入れるべきと思われる。
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