特集 臓器損傷治療の工夫
【総論】
単施設における小児腹部外傷に対する治療成績の後方視的検討
松寺 翔太郎
1
,
鈴木 完
1
,
渡邊 峻
1
,
荻野 恵
1
,
畑中 政博
1
Shotaro Matsudera
1
,
Kan Suzuki
1
,
Shun Watanabe
1
,
Kei Ogino
1
,
Masahiro Hatanaka
1
1獨協医科大学病院とちぎ子ども医療センター小児外科
pp.113-116
発行日 2025年2月25日
Published Date 2025/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001083
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はじめに
小児腹部外傷の多くはnon-operative management(NOM)が可能であるが,治療への反応が乏しい場合には緊急手術を要する。獨協医科大学病院(以下,当院)は栃木県南部に位置する大学病院であり,2010年からは栃木県ドクターヘリの基地病院としての役割も果たしている。

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