特集 胆道閉鎖症の研究update
胆道閉鎖症肝移植後におけるCOVID-19罹患症例の検討
門久 政司
1
,
小川 絵里
1
,
岡本 竜弥
1
,
岡島 英明
1,2
,
波多野 悦朗
1
Masashi Kadohisa
1
,
Eri Ogawa
1
,
Tatsuya Okamoto
1
,
Hideaki Okajima
1,2
,
Etsuro Hatano
1
1京都大学肝胆膵・移植外科/小児外科
2金沢医科大学小児外科
pp.188-192
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000730
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
2019年12月末に初めて報告された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)は世界的な感染拡大に至り,現在も新規変異株の出現および流行の消長を繰り返している。COVID-19の蔓延に際して,胆道閉鎖症に対する肝移植をはじめとした臓器移植後の患者においても罹患数は増加しており,日常診療で遭遇する機会が増えている。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.